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『子供たちの共同体』 2026年3月29日
説教題: 『子供たちの共同体』 聖書箇所: 旧約聖書 イザヤ書11章1-10節 聖書箇所: 新約聖書 マタイによる福音書18:1-9 説教日: 2026年3月29日・受難節第6主日 説教: 大石 茉莉 牧師 ■ はじめに 「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」やってきた弟子たちが主イエスにこう尋ねるシーンで今日の箇所は始まっています。かなりあからさまな質問です。なぜここで弟子たちはこんな質問をしたのでしょうか?ここで「だれが」と言っているのは、明らかに自分たち弟子たちの中の上下関係のことを言っているのでしょう。この状況の背景として、少し前からの主イエスと弟子たちのことを振り返っておきたいと思います。16章13節以下でペトロが「主イエスはメシア、生ける神の子」と告白し、主イエスは「この岩の上にわたしの教会を建てる」と、教会はそのような信仰告白という岩、土台の上に建てられるということが示されました。そして主イエスはそれに続けて受難予告をなさいましたけれども、弟子たちはそれをきちんと受け止めることはできませんでした。エルサレムに行
3月30日
『神の子どもたちの自由』 2026年3月22日
説教題: 『神の子どもたちの自由』 聖書箇所: 旧約聖書 出エジプト記30章11-16節 聖書箇所: 新約聖書 マタイによる福音書17:22-27 説教日: 2026年3月22日・受難節第5主日 説教: 大石 茉莉 牧師 ■ はじめに 今日の始まりは主イエスご自身による2回目の受難予告の箇所です。ご自身による受難予告は3回、第1回目は16章21節以下にありました。「このときから、イエスは、御自分が必ずエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている、と弟子たちに打ち明け始められた。」このときというのは、ペトロが「あなたはメシア、生ける神の子です。」という信仰の告白をした、それに続いて語られたものでありました。そして第3回目は20章17節以下、この後、いよいよ都エルサレムにお入りになって殺されてしまうというその最後の段階になるときに語られます。場所を見ますと、16章13節以下のペトロの信仰告白の場所は、フィリポ・カイサリア地方、つまり、聖書巻末地図6でみてお分かりになるように、ガリラ
3月23日
『不信仰な時代でも』2026年3月15日
説教題: 『不信仰な時代でも』 聖書箇所: 旧約聖書 申命記32:3-6 聖書箇所: 新約聖書 マタイによる福音書17:14-20 説教日: 2026年3月15日・受難節第4主日 説教: 大石 茉莉 牧師 ■ はじめに 今日与えられた箇所は、前回の箇所と深いつながりがあります。冒頭の「一同が群衆のところへ行くと」という言葉がそれを物語っています。主イエスは3人の弟子を連れて山に登られました。その山の上で、主イエスが光り輝く栄光のお姿に変わり、モーセとエリヤが現れたのでした。その山から降りてきた主イエスと3人の弟子たちが麓で待っていた弟子たちのところにきてみると、というのが今日の箇所の出来事です。すでに主イエスと3人の弟子たちが山の上にいる間に、麓では待っていた弟子たちと群衆たちの間で出来事は起こっていました。それはある人の息子が病で苦しんでおり、それを癒してほしいという願いでした。すでに残っていた弟子たちが試みたものの癒すことができませんでした。弟子たちはおそらく、主イエスが早く戻って来てくれないか、という思いでいたことでしょう。この人の
3月16日
『栄光を見せられて』2026年3月8日
説教題: 『栄光を見せられて』 聖書箇所: 旧約聖書 マラキ書3:19-24 聖書箇所: 新約聖書 マタイによる福音書17:1-13 説教日: 2026年3月8日・受難節第3主日 説教: 大石 茉莉 牧師 ■ はじめに 16章はペトロの信仰告白、そしてそれに続いて、主イエスの受難予告と大きく事が動いたことが記されておりました。今日の17章の主イエスのお姿が変わるという出来事、1節に「六日の後」とありますように、受難予告の6日後である、とこの連続性を福音書記者マタイははっきりと意識して記しています。そしてこの主イエスのお姿が3人の弟子、ペトロ、ヤコブ、ヨハネの目の前で変わったというこの出来事、山上の変貌として知られるこの出来事は神秘的であり、このようなことが本当に起こったのか、と思われる方もあるかもしれません。しかし、肝心なことは、神が人間の知覚によっては見ることができないようなものを見る力を弟子たちに与えたと言うことです。この出来事のことは9節において「今見たこと」と言う日本語で表現されていますが、この言葉は新約聖書で福音書ではこの箇所と使
3月9日
『主に従って歩む道』2026年3月1日
説教題: 『主に従って歩む道』 聖書箇所: 旧約聖書 詩編34:2-23 聖書箇所: 新約聖書 マタイによる福音書16:21-28 説教日: 2026年3月1日・受難節第2主日 説教: 大石 茉莉 牧師 ■ はじめに 「この時から」今日の箇所はこの言葉から始まっています。共観福音書はいずれもペトロが「主イエスこそがメシアである」と告白したことに続いて今日の箇所を記していますけれども、マタイは「この時から」と、新たな転換点をはっきりと示す言葉を使っています。そして「必ずエルサレムに行き」と言っておられます。これまで主イエスはイスラエル北部のガリラヤ湖周辺を中心にして活動しておられました。しかし、この時、主イエスが示された場所はエルサレム。はっきりとそこが目的地、それも最終目的地であるということが示されたのです。主イエスは弟子たちに「長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっている」と前もって弟子たちに打ち明け始められました。主イエスご自身による受難予告です。受難予告は3回示されますが、ここが最初の受難
3月2日
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